中村学園女子中学校・中村学園女子高等学校

　今日の主食は、「胚芽ロールパン」です。胚芽とは、玄米の周りの糠層を少し削った状態のものです。胚芽にはビタミンB群とE群が豊富に含まれています。ビタミンB群は脳のエネルギー源になるので、集中力をアップさせたり、全身のだるさを予防する効果もあります。また「GAVA(ギャバ)」などのアミノ酸も豊富に含んでいるため、脳の興奮を鎮め、精神を安定させるなど、ストレスを緩和する効果があると言われています。成長期のみなさんには積極的に取り入れてもらいたい食品です。

　今日は、キャベツたっぷりメンチカツです。名前の通りキャベツをたくさん加えてミンチやスパイスと混ぜ合わせています。キャベツの甘さもあり、一般的なメンチカツよりも甘さや旨味がアップしています。調理員さんの手作りの自慢の一品です。愛情たっぷりのメンチカツを味わって、おいしくいただきましょう。

　タンドリーチキンとは、鶏肉をヨーグルトとカレー粉などのスパイスに漬け込み、焼いたインドの料理です。ヨーグルトに含まれる乳酸菌によって鶏肉が柔らかく仕上がっています。サモサとは、スパイシーな味付けをした具材を小麦粉でつくった生地で包み揚げた料理です。インドではおやつ感覚で食べられているようです。

　ブロッコリーは生活習慣病をブロックする働きのある野菜の一つです。カロテンとビタミンCがキャベツの4倍と豊富で、血圧を下げる働きのあるカリウムや、貧血を予防する鉄、カルシウムとカルシウムの摂取を助けるビタミンKなどを多く含みます。日々の食事に取り入れて、健康な身体を維持しましょう！

　じゃがいもは、加熱しても壊れにくいビタミンCを豊富に含んでいることが特徴です。これは、ビタミンCがでんぷんに包まれているためです。ビタミンB1も多く、じゃがいも1/2個で一日に必要な量を摂取できます。ビタミンCやB1はスタミナを養うために必要なものです。じゃがいもは、美肌やアレルギー対策にも効果的な万能なお野菜です。

　豚肉には、ビタミンB1が多く含まています。ビタミンB1 は糖質の代謝に関わる物質で、ごはんを主食としている日本人には特に重要な栄養素です。ビタミンB1の吸収を助けてくれるニンニクと組み合わせれば、疲労回復効果がより一層高まります。今日献立の「豚肉のねぎ塩炒め」にもニンニクを加えてて調味しています。梅雨はじめのこの季節。身体の疲れを食べて乗り切りましょう！

　豆花(トウファ)とは、台湾で親しまれている伝統的なデザートです。豆花のおもな原材料は大豆で作る豆乳、凝固剤として食用石膏粉（硫酸カルシウム）を使うのが伝統的な製法です。現在は、にがり（塩化カルシウム）や、冷たい豆花にはゼラチン、寒天、アガーなども使われます。豆花自体は甘くないのでさっぱりしており、自然な甘さのきび砂糖やてんさい糖で作ったシロップをかけて食べることが多いです。トッピングによって、味わいや食感が変わるのも豆花の魅力ですね。

　今日の給食はオムライスです。薄焼き卵を献立に入れていますので、自分でお皿にチキンライスを盛り付け、薄焼き卵を上に乗せてオムライスを作ります。最後にケチャップをかけたら出来上がり♡今日はドレッシングも野菜ドレッシングとイタリアンドレッシングの2種類あります。自分好みのオムライスを作って下さいね。

　鮭は、身体を温め、かつ引き締める働きがあります。それは、アスタキサンチンという鮭の肉を赤くしている成分によるものです。血行を良くするので、冷え性の人にも良い効果が期待できます。また、動脈硬化の予防や血液サラサラ成分のEPAや、脳の働きを良くするDHAも豊富なため、成長期のみなさんには特におすすめの食材です。皮と身の間にはコラーゲンたっぷりです。鮭を丸ごと食べると良いことづくしですね☆

　バッファローチキンは、甘酸っぱくて、辛い、アメリカ発祥のファーストフードです。バッファロー地域では「チキンウィング」や「ウィング」と呼ばれています。本場では、鶏肉の手羽を素揚げにし、カイエンペッパーと酢を利かせた辛味と酸味の強いソースと溶かしバターでコクをつけています。給食では食べやすいように、酸味や辛味を抑えつつ、コクを出すようにトマトケチャップやタバスコで調味しています。おいしく頂きましょう☆