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九州工業大学出前授業「マイナス195℃の世界:不思議な超伝導体」

2025年10月21日

本校と九州工業大学大学院は2023年度に連携協定を締結し、中高大連携して様々な教育活動を行っています。
今回は、講師として九州工業大学大学院 物理情報工学研究系 准教授 木内 勝先生にお越しいただき、
中学3年生を対象に最先端の科学技術に触れる大学授業体験を行いました。

【テーマ】マイナス195℃の世界:不思議な超伝導体 

授業は、マイナス195℃の液体窒素を使った実験からスタート。
液体窒素でさまざまな物質を冷却し、形状の変化を観察しました。
生徒たちはそれぞれ実験に使いたい物を持参し、興味津々の様子で取り組んでいました。

続いて行われたのは、超伝導体の実験です。
液体窒素で冷却した超伝導体の上に磁石が安定して浮かぶ様子に、生徒たちは驚きの声を上げていました。
この技術は、MRIやリニアモーターカーなどにも応用されているとのことで、超伝導体はまだ身近な存在ではないものの、未来の技術を支える重要な素材であることが紹介されました。

実際に自分の目で見て体験した科学の不思議は、生徒たちの心に何かを芽生えさせるきっかけとなることでしょう。