2026年4月、男女共学の
「中村学園中学校・高等学校」
誕生

LEARNING

「確かな学力」と、
新しい時代をしっかりと生き抜く「人間力」を。

中村学園高等学校では、 「人間教育」「D&I (多様性の受容)」「自己実現」を教育の柱とし、変化が激しく予測困難な時代の中でも通用する「確かな学力」と、努力を重ねチャレンジし、新しい時代をしっかりと生き抜く「人間力」を養います。

3つの方針

learning point 1
グラデュエーション・ポリシー
予測のつかない社会、多様化する社会を生きるために次のような資質・能力のある人物を育てます。​
・ 確かな学力を基盤とし、知的好奇心を持って常に学びながら自分を進化させることができる人物​
・ 社会課題の解決に向けて、他者と協働して自ら積極的に行動できる人物​
・ 自己肯定感・自信を持つと同時に、共生力を備え、他者への共感・思いやりのある人物
learning point 2
カリキュラム・ポリシー
・「確かな学力」の養成と「人間教育」を両立する教育課程を編成する​
・幅広い選択科目の設定および探究型学習によって、目的意識を持って主体的に学ぶ姿勢や知的好奇心を涵養する​
・教科学習における体験活動や学校行事などを通して、チャレンジ精神や他者と協働する姿勢を養う
learning point 3
アドミッション・ポリシー
・ 建学の精神に共感し、真摯な姿勢で学ぶ意欲がある生徒​
・ 他者を尊重し思いやりをもって、積極的にコミュニケーションを行う姿勢を持つ生徒​
・ チャレンジ精神と自ら進んで取り組む姿勢を持つ生徒

学びの特長

高校時代は生徒一人ひとりが人格をつくり上げ、人生の方向を決める大切な時期です。
中村学園高等学校では、皆さんの成長を後押しする様々なステージを用意しています。

01 . 
特色あるカリキュラム(豊富な選択科目)

従来の偏差値だけに偏重した教育を変えるために、アカデミックA・Bクラス、アクティブクラスという名称で生徒募集を行います。

1年次からキャリア教育やN.Box(学びの特長の04でご紹介)などを提供し、1年から2年に進級する際に、進路志望や興味・関心に応じて「アカデミック・プログラム」「アクティブ・プログラム」いずれかを選択することとします。
生徒自身の気持ちに寄り添いながら、保護者の方のご意向や本人の適性なども踏まえて、よりよい選択になるよう、
担任だけでなく複数の教員で支援していきます。
※2年から3年もプログラムの変更は可能ですが、連続履修が必要な科目などの関係では、変更が難しい場合もございます。

また、生徒それぞれの学力に応じてクラス・プログラム内で習熟度別授業を展開し、2年次からは選択科目も設定し、進学への意欲を高めていきます。

 

「学び」を自分でデザイン!~選択科目を大幅に拡大

中学校ではほぼすべての学校、クラスが同じ科目を勉強しますが、高校では学校独自の科目を設けることができます。
これを「学校設定科目」といい、上限がありますが、
本校は全日制普通科としては最多級の学校設定科目を設け、生徒一人ひとりが自分の興味関心や、志望進路に応じて、選択できるようになっています。
2年次では履修科目の約4分の1、3年次では約半数が選択科目となります。

 

この選択科目制度は、生徒のモチベーションや学習意欲を高めること、将来のキャリアにつながる学びの実現を目標としています。
中村学園だからこそ生徒一人ひとりが主役となる、「個別最適」で「協働的」な学びが実現できるのです。

 

-選択の不安を解消するサポート体制 -

「自分に合った科目を選べるか不安…」そんな生徒の声にも応えるため、本校では以下のサポートを充実させています。

 

▶ キャリアコンサルタントが常駐し徹底したキャリアガイダンス

生徒一人ひとりが自身の将来を具体的に描けるよう、キャリア教育を充実させています。進学や就職の選択に役立つ情報提供や相談の場を設けています。

▶ 履修モデルの提示
多様な進路に対応した履修モデルを提示し、学習計画の参考になるようサポートします。これにより、生徒は自分に適した科目選択がしやすくなります。

 

令和8年度入学生教育課程表

 

選択科目・学校設定科目について

02 . 
留学制度や国際交流

世界で活躍できる生徒を育成するために、留学や国際交流の場を提供しています。
語学研修や短期留学(3ヶ月以内)、中期留学(6ヶ月)の留学制度も充実しており、他校では実現できないグローバル教育が本校の魅力です。中村学園独自の留学支援金制度あり!

《取り組み内容》

【 全員参加 】
・高校1年 グローバルキャンパス

・高校2年 修学旅行(国内・国外選択制)

【 希望制 】
・夏季、春季語学研修
・短期留学(3ヶ月以内)
・中期留学(6ヶ月)

※セブ、カナダ(ターム)、ニュージーランド(半年)など
※条件有

【その他】
・オンライン英会話
・選択科目「実践英語」「英語探究」 ※高2~3
・中村学園大学PG(科目等履修生制度) ※高2~3希望制
・外部イベント(トビタテ留学JAPAN、高校生フォーラム 等)への参加
・中村学園大学との連携強化(留学生との交流、大学のグローバル関連行事への見学・参加 等)
・留学生の受入・交流、協働学習( アジア架け橋留学生 等)

留学制度や国際交流スケジュール

中村学園女子高等学校は、2024年度「WWLコンソーシアム構築支援事業(グローバル人材育成強化事業)」の拠点校に採択されました。
中村学園高等学校では、中村学園女子高等学校での活動を受け継ぎ、グローバル人材育成強化に取り組んでまいります。

03 . 
学園内連携・大学連携教育

●学園内連携

中村学園大学の併設校ならではの「中村学園内連携教育」の取り組みや、「併設校入試」制度もあります。
本校は「大学を持つ高校」です。だからこそ、大学の先生による授業、実験実習など、他校ではできない多彩な学びが実現できます。

《取り組み内容》

  • キャンパスツアー、学部・学科説明会、模擬授業
    大学の教育や教育環境に早期から触れることにより、大学での学びを意識することができます。
  • アントレプレナーシップ講座
    起業家精神を学び、ワークショップを通してグローバル・イノベーターとして必要な企画力や創造力、調和力等を身につけるための講座です。新しい時代のリーダーに求められる資質を養います。
  • 併設校進学希望者対象の探究学習
    「食」「教育」「ビジネス」などの領域で生徒自らが設定した課題に対する探究活動を行います。
  • N‐ブリッジ講座
    中村学園大学・中村学園大学短期大学部進学者の進学後の学びがスムーズに進むように、基礎的な内容から強化すべき内容まで幅広くサポートします。
    学びと進路をつなぐ「高大連携の架け橋」として大学のラーニングサポートセンターで入学後の学びをスムーズにするための指導を受けることができます。
  • 科目等履修生制度
    中村学園大学が提供する科目等履修生制度を活用して、進学後に単位認定される制度です。
    本校の生徒は無料で登録可能です。
  • 併設校入試
    中村学園大学・中村学園大学短期大学部への併設校型入試制度があります。

●大学連携(学外連携)

本校は中村学園大学だけでなく、九州工業大学、立命館アジア太平洋大学、福岡看護大学とも連携協定を締結しています。

04 . 
N.Box

授業+αの多彩な講座で学ぶよろこび・楽しさを!

N.Boxは生徒の知的好奇心を刺激し、学ぶよろこび、楽しみを知ってもらい、視野を広げることを目的に開講しています。​
中学・高校や教科の枠を超えて、様々な内容について共に学んだり、研究したりします。​
N.Boxでは、普段の授業ではとり上げられない分野や教養講座と、多種多様でユニークな講座を設けています。​
受講は任意で選択制、放課後や土曜日、長期休暇中を使って実施します。​

- N.Boxの特長 -

  • 学年を越えた学び
    中学1年生から高校3年生まで、学年の枠を超えて受講可能です。
    異なる学年の生徒と共に学ぶことで、新たな刺激や視点を得られます。
  • 充実した開講時期
    放課後や土曜日、長期休暇中などに開講し、通常授業とは異なる形で専門的な知識や技能を身につけられます。
  • 多彩なジャンル
    昨年度実施された講座の例として、以下のようなものがあります。

 

《令和6年度の実施例》

  • プロジェクションマッピング「拡張映像の世界」(九州大学)
  • 小さな世界と光の不思議(九州工業大学)
  • データサイエンスについて(関西大学)
  • 看護医療系授業体験(福岡医療専門学校)
  • 本格クリスマスケーキを作ろう!(中村調理製菓専門学校)
  • プロダンサーに学ぶダンスレッスンなど全57講座(令和6年度実績)

N.Boxは、専門家や大学教授など、各分野のスペシャリストによる指導を受けられる貴重な機会です。
新たな挑戦をし、自分の可能性を広げる場としてぜひ活用してください。

N.Box 開講講座    ※2025年実施分

05 . 
総合的な探究の時間

社会で求められる力を

先行きが不透明で将来の予測が困難なVUCAの時代、急速な変化を遂げる現代社会の中で、私たちには、単なる知識・技能だけでなく、思考力・判断力・表現力が求められるようになります。さらに、社会においても主体的・協働的に学び行動する力が不可欠です。​

本校の「総合的な探究の時間」は、地域、社会を題材に、大学、企業と連携して行う探究活動を通じて、これからの社会で求められる力の育成を目指します。​

《地域、社会を題材に、大学、企業と連携して行う探究活動》

  • 学園連携/高大連携探究S(課外活動・個人探究)
    学問的関心を追求し、将来のキャリアにつながる研究活動を行います。
    → 研究論文、研究成果要旨の作成
  • 学園連携/高大連携探究(総合的な探究の時間)
    興味関心を深め、具体的な進路選択に向けた活動を行います。
    → ポスター、スライド、志望理由書の作成
  • 地域・社会・企業探究(総合的な探究の時間[ピッチコンテスト))
    社会とのつながりを実感し、キャリア形成につながる活動を行います。
    → コンテストへの応募、ポートフォリオの作成
06 . 
2学期制・週5日授業・習熟度別授業・ICTの活用・教科連動授業

2学期制(前期・後期制)

始業式、終業式等の行事を整理し 行事の配置を見直すことで、授業時間を確保するとともに学習や学校行事に生徒が十分時間をかけて取り組むことができる。

 

週5日授業

第1・3・5土曜日は1限国語、2限数学…といった固定した時間割は組まず、キャリア教育やN.Boxと名付けた特色あるプログラムを計画的に入れます。
第1・3・5土曜日は全員登校の日もあれば、希望制でプログラムを受講する場合もあります。
※第2・4土曜日はこれまでどおり原則休みです。

 

習熟度別授業

「わかる」までのルートはそれぞれの生徒で違います。
その掛け違いで分からないまま進んだり、もうわかっているのに足踏みしなければならない、ということにならないよう、それぞれの「わかる」までのルートに適した授業を行うためのものが「習熟度別授業」です。
自分のレベルに合った授業を受け「わかる」ことで、達成感や自信がつく、またはより深い学びへの意欲がわくことにつながります。具体的にはに国数英の3教科、アカデミック、アクティブでそれぞれ編成します。生徒の伸びやつまづきに柔軟に対応できるよう、固定化せず考査を目安に編成しなおします。

 

ICTの活用

①1人1台の端末(iPad)
②校内wifi完備
③プロジェクター、電子黒板、ガラス黒板の活用      

ICTを活用した生徒の主体的な学びをサポートするとともに、保護者の皆様にも安心したシステムになっています。
Classiでは欠席連絡を直接入れていただいたり、学校からの連絡文書をダイレクトに保護者の方にお届けできます。
これによって「学校の予定がわからない」「成績表を見せない」といったお困りごとはほぼ解消されています。また学習記録の入力を毎日行い、学習習慣の確立を図ります。

 

教科連動授業

学校、もしくは学年全体で1つのテーマについて同じ時期に教科で連動した授業を行います。
社会課題と結びつくものをテーマとして取り上げることで、生徒が将来を考えるきっかけとなることをねらいとしています。
「教科横断」とあえて言わないのは、その時だけの特設授業で終わらす、教科におけるキャリア教育としての位置づけがあるからです。

07 . 
キャリアプログラム(学習支援・進路支援・キャリア支援)

本校の進路指導は、「行ける大学」ではなく「行きたい大学」へ。そして「その先の人生」まで見据えた自己実現を支援します。

 

「キャリア」を自分でデザイン!

生徒自らが生き方を考え、主体的に進路を選択することが出来るように、進路指導関係行事だけでなく、学校生活全般を通じて自己のキャリアを考えさせ、未来を拓く力、生きる力を養います。

《取り組み内容》

  • 講座制課外
    生徒一人ひとりの学力のさらなる向上に応える豊富かつ多彩な講座を用意。
    ①自分の目的に合わせて選べる教科講座
    ハイレベルなものから、授業でのつまずきをフォローできる講座、様々な受験対策講座 など
    ②資格取得講座
    学年や教科を超えて受けられる資格取得講座。講座の中でも人気が高く、英検・数検な
    ど、自分の目標に合わせて必要な級を選べます。
    英検準1級・2級・準2級、数検 など
     ※多くの大学で資格取得状況が評価される受験が実施されています。                         

     

  • 学力向上に向けた取り組み
    ①支援体制
    進路指導部と各学年・クラス担任・教科担当が連携し、進路相談や進路支援が的確にできる体制を整えています。
    ②開放的で明るい充実した学習環境
    生徒が、自ら相談でき、安心して進路実現に向けた学習ができる環境づくりを行います。
    自習スペースとしても図書室、ホワイエ、大学の図書館も使用可能です。
    多くの生徒が学校を利用して 自学を進めています。
  • データ分析と活用
    進路ビッグデータの活用(模試結果に基づく分析データの活用)など進路指導のDX化を推進します。
  • 各種講演会、ガイダンス等の充実(大学、企業、地域との連携)
    自分の将来に真摯に向き合い、目的意識をもった進路決定ができるよう導いていきます。
  • 育英奨学生制度
  • 総合的な探究の時間
    興味・関心を探究活動のテーマとし、進路選択に繋げます。

 

PROGRAM

高校時代は夢や目標を探索し実現させていくとても大切な時期です。
中村学園高等学校は、生徒の個性や適性などを十分に活かし、これからの時代に応える生徒の育成を目指します。
そのため、2年次からは自分の将来や進路に合わせたより最適なプログラムを選択することができます。

1年次は共通カリキュラムで基礎学力の習得を徹底します。また、習熟度に応じた学力養成を実践します。

2年次からは進路目標にあわせ、 「アカデミック・プログラム」「アクティブ・プログラム」に編成、それぞれのプログラム内で習熟度別授業を展開します。
また、各プログラムにあわせた選択科目群や進路行事を設定し、進学への意欲を高めていきます。

3年への進級時に、プログラムの変更も可能です。
3年次は進路・文理に応じてプログラムを細分化し、生徒個々の進路実現をさらに進めます。

中村学園高大接続科目履修について Check!

アカデミック・プログラム ACADEMIC PROGRAM

国公立大学、有名私立大学への進学を目指すプログラムです。
(大学入学共通テストをはじめとした学力試験を重視したプログラム)

国公立大学、有名私立大学への進学を目指すプログラムです。
(大学入学共通テストをはじめとした学力試験を重視したプログラム)

アカデミック・プログラムの特長
  1. 目指す目標にあわせ、「アカデミックA」「アカデミックB」2つのクラスに分かれます。それぞれの進路に沿って、より密度の濃い授業を展開します。
  2. 毎日の授業でしっかりとした力を育成し、放課後の選択制課外で受験に対応できる学力の定着と、自ら探究する能力を向上させていきます。

アカデミック・プログラムの履修モデル

アクティブ・プログラム ACTIVE PROGRAM

学力試験型進学や推薦選抜・総合型選抜など、多様な目標に対応できるプログラムです。

学力試験型進学や推薦選抜・総合型選抜など、多様な目標に対応できるプログラムです。

アクティブ・プログラムの特長
  1. 知識・技能の習得だけでなく、幅広い分野に挑戦し、本当に必要な学力を身につけ、自分自身の可能性を伸ばすことができます。
  2. 中村学園大学を中心とした4年制大学、短期大学など多様な入試に対応できるプログラムです。

アクティブ・プログラムの履修モデル

3年間の流れCheck!